版画のワークショップをしました。
初のワークショップ、シルクスクリーンとは何ぞや、から始まりました。
まずは午前中にヒメと作業場設営、自然素材を探しに周辺をうろうろ。
秋らしく、紅葉やイチョウの落ち葉やツタ、笹、ススキなどなど。
拾ってる時から緊張もあったけど、これ使ってこうやったら〜なんて想像して
楽しい時間でした。
ゆるやか〜に自己紹介してまずはシルクスクリーンの講座。
プリントゴッコの大きい版とかいろいろ説明してみましたが、イマイチな反応。。。
説明ヘタですみません。弾丸でやってもらい身体で覚えてもらいました。
まずは手拭いにイメージを置いてもらいます。影を使うので表面の色は
関係なくなっちゃうのです。
今回は8名のご参加!3版を用意していたので、2人、3人、3人のグループで
版を作ります。
いろいろ決めるのが早かったさっちゃん、Sくんチーム。
版に素材を並べて感光中です。
普通は紫外線照射機という機械で焼きます。
今回は自然光で。時間は季節によっても、天気によっても違うという繊細なもの。
ここが一番の緊張ところでした。
焼き終わったら、すぐに水で版を抜く作業をします。
版の中に色が違うところ、わかりますか??そこが葉っぱを置いたところで
抜けた部分からインクが落ちる、という仕組みなんです。
版を焼き過ぎてもダメだし,露光が足りなくてもだめ。今回はみんな綺麗に
版が抜けて本当にホッとしました。
思い思いの色を置いて刷ります。刷るのは本当にあっという間です。
こちらはいろんな色を置いて版上で混ざるようにしてます。
どんな色になるかはお楽しみ。
今回一番勉強になった版で、ヒノキの葉の美しさとツタの曲線,小さな実など
様々な自然素材が本当に美しく版に表現されていました。
自然のものには本当にかなわない、これがヒトの手で描かれたらやっぱり少しは
あざとくなりがち。。。
でも自然界には無い色合いで表現出来たこと、シルクスクリーンの奥深さです、
みたいなことを参加者の★ゆきこちゃんが言ってくれて、
その通りだな〜と思いました。
飛び入りで参加を決めてくれた手作り広場講師のさっちゃん。
かわいらしいピンクで決めてくれました。細やかなフォローも助かりました!
ちょっと色が思い通りじゃなかったみたですが、、
農業チームのSくん。野菜でやってみたいと言うお言葉に発想の豊かさを感じました。
トマトとか面白そう!
くじらぐもスタッフのもとちん。
完全防備でしたが途中から暑く(熱く?)なってたね〜。綺麗な色合いです!
山梨市からお越しのさえちゃん。乙女チームも繊細な素材やコスモスなどを
秋らしい色合いで表現してくれました。ばっちり笑顔もかわいいです。
農業チームのまあちゃん。最後の最後にこだわって刷ってました。
みんなの残り色を上手に配色して深みのある美しい1枚です!
同じ版でも色で印象がこんなに変わります!★ゆき子ちゃんは本当にとっても
楽しそうでした。アメリカでも使ってね!
富士見からお越しのふじみこちゃん。お仕事休んで来てくれました!
乙女チームのなかでも乙女な色合い。水色が効いてるね!
店主のヒメ様。準備から作業まで、そしてワタシの弱気な愚痴まで笑顔で
こなしてくれました。「楽しもう〜」の一言がこの1枚に詰まってますね〜。
こんなマイナーなワークショップにご参加いただき、本当にありがとうございました〜。
日光とか気候とかギリギリな季節でした。
暖かい時期にまたやれるといいな〜〜。
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